先日、福岡市のホームページで、福岡県内の死亡事故が増加傾向にあると発表されました(平成30年8月9日更新)。
福岡県内では、4月以降、交通事故による死者数が増加傾向に転じており、7月末現在で77人(前年同期比6人増)となっているとのことです。平成30年8月に入ってからは、6日間で5件の交通死亡事故が発生しており、死亡者の全てが歩行者でした。
日本国内全体でみると、交通事故による死者数は年々減少傾向にありますが、65歳以上の高齢者が占める割合は年々高くなっています。平成30年に入ってから(平成30年1月1日~8月6日)の福岡県内の交通事故死亡者の6割が、65歳以上の高齢者というのが現状です。
高齢者の死亡事故が多い原因には様々ありますが、歩行中の事故についてみると横断歩道以外の場所の横断や走行車両の直前・直後の横断、横断歩道での信号無視など、事故原因のほとんどが高齢者自身による交通ルール違反となっています。交通被害に遭わないためには、常日頃から身体機能の変化を自覚し、交通ルールを守って安全に十分気を付けることが必要です。
ドライバーであると歩行者であるとを問わず、また、高齢者であるか否かを問わず、皆が交通ルールを守り、自身だけでなく周囲の安全にも気を配ることで、交通死亡事故を減らしていきたいものです。
交通死亡事故が発生すると、ご遺族の方は悲しみの最中であるにもかかわらず、保険会社等とのやり取り等の対応を迫られるなど負担が続くことになります。
当事務所では、交通事故死亡事故案件も多く扱っており、事故直後からご遺族の方をサポートし、全ての窓口となって保険会社との交渉・裁判等に尽力しています。事故のことだけでなく、お亡くなりになった被害者の生前の人となりや活動等についてもよくお話を聞き、ご遺族の方が納得できる解決を目指します。
交通死亡事故でお悩みのことがありましたら、あずま綜合法律事務所にご相談いただければと思います。
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