交通事故コラム

2019.07.18更新

 

交通事故で怪我をした。

 

でも・・・。

・痛みはそれ程ひどくないから、しばらく様子見しようかな。

・このところ忙しいから、落ち着いてから受診しようかな。

・連休だから、連休明けてから病院にいこう。

 

と考える方も少なくないと思います。

 

しかし、交通事故で怪我をしたら医療機関をすぐに受診すべきです。

初診が遅れると、あとで後悔することになりかねません。

 

 

それは、初診が遅れれば遅れる程、事故と怪我との因果関係が明らかでない(事故以外の原因も考えられる)としてその後の治療費や慰謝料等の損害が認められなくなってしまう可能性が高くなるからです。

 

初診日が事故から1週間以上遅れると、自賠責保険金の支払いを受けることは極めて困難となってしまいます。

仕事や家庭の事情で多忙だったからといった理由があったとしても例外ではありません。

 

もし、1週間後に検査をした結果、MRI画像等の他覚的所見が得られれば可能性はゼロではありませんが、他覚的所見がない場合は、ほとんどのケースで因果関係が否定されてしまうと思ってよいでしょう。

 

したがって、交通事故で怪我をしたら、早めに整形外科などの医療機関を受診し、早い段階で診察・検査をしてもらうにしましょう。

 

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弁護士法人 あずま綜合法律事務所
http://www.jiko-fukuoka.jp/
住所:福岡県福岡市中央区赤坂1丁目16番13号
上ノ橋ビル3階
TEL:092-711-1826
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2019.07.03更新

「公益財団法人 交通事故紛争処理センター」をご存じですか?

交通事故紛争処理センターは、交通事故に遭われた方が損害賠償の問題でお困りのときに、中立公正な立場で、迅速に当事者間の紛争解決のお手伝いをする公益財団法人です。

 

もう少し具体的に説明すると、自動車事故の当事者間で紛争が生じた場合(話し合いがまとまらない場合)に、センターの担当弁護士が双方の主張を聞き取り、中立の立場で和解のあっ旋を行い、双方が合意できるよう主導してくれる機関です。

 

あくまでも、話し合いによる和解成立を目指すものなので、双方が合意しない場合は不調となってしまい、その後審査を申し立てるなり、裁判を起こすなり必要が生じます。

したがって、双方の対立・紛争が顕著な場合は、必ずしも交通事故の解決に向けて最短・最適な手段になるとは限りません。

 

しかし、人身損害の場合は、通常3回のあっ旋で70%以上、5回までのあっ旋で90%以上の和解が成立するとされており、裁判に比べ迅速な解決が期待でき、費用もかからないというメリットがあります。

 

・ 費用と時間をかけて裁判までしたくはないけれど、専門家の意見も聞いてみたい。

・ 弁護士に依頼するのは経済的に困難。

・ 話合いで丸くおさめたい。

・ 相手の提示に応じて示談しようと思うけど、妥当かどうか少し不安がある。

 

このような方は、一度利用してみる価値があるかもしれません。

 

それでも納得した解決に至らない場合は、交通事故に強い専門家にご相談ください。

 

 

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交通事故で考えられるトラブルを解決する福岡の弁護士コラム

交通事故トラブルの専門家である福岡の「弁護士法人 あずま綜合法律事務所」は、相談者様にとって役立つ情報を提供しています。例えば、交通事故に遭ってしまった場合、高次脳機能障害になってしまうケースもあります。この際、記憶や学習に悪影響が生じ、日々の生活や仕事に支障をきたしてしまうのです。
また、高次脳機能障害に限らず、交通事故によって怪我や障害を引き起こしてしまうことは少なくありません。被害者からすると、治療費やその後の生活費が必要になります。示談交渉や調停・訴訟など、ワンストップで対応できるので気軽にご相談ください。