交通事故コラム

2017.07.17更新

交通事故の後に、こんな症状はありませんか?

⑴ 注意障害

・集中できない

・ぼんやりする

・仕事や学校でミスが多い

 

⑵ 記憶障害

・新しいことが覚えられない

・単語や名前など言葉がぱっと出てこない

・何度も同じ話や質問をする

・道に迷うことが多い

 

⑶ 遂行機能障害

・優先順位が決められない

・複数のことをしようとするとパニックになる

・指示がないと行動できない

 

⑷ 社会的行動障害

・対人関係がうまくいかない、空気が読めない

・無気力

・ルールを守ることができない

 

⑸ 人格障害

・怒りっぽくなったなど、性格が変わった

・収集癖など、今までになかった癖がある

・感情のコントロールができない

 

事故後上記の症状があったら、「高次脳機能障害」かもしれません。

 

「高次脳機能障害」とは、交通事故などにより脳にダメージを受け、記憶・認知・感情・言語などをつかさどる脳に障害が生じ、日常生活や社会生活を送ることが難しくなった状態のことをいいます。

自分の症状を自分で認識できない方が多く、また、外見からは障害があると分かりにくいため、見落とされることが多い障害でもあります。自賠責保険において高次脳機能障害として後遺障害等級に認定された場合には、その等級に応じた賠償をしてもらうことができます。

上記症状に気付いたら、早期に医療機関できちんと精査してもらうことが重要です。

 

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